妖怪ウォッチが誕生する前から妖怪怒りん坊に取り憑かれている夫。私と夫が働いていた会社は新入社員が入っても2,3年働いた後に育つ前に公務員になって転職していく。不夜城のごとく元旦以外は電気が付いていて誰かが出社している。いつも不機嫌な夫。多忙につき近寄るな危険。うちは不揃いな家族。ほぼ母子家庭。出勤した日は家族団らんの夕飯を経験したことがない。夫の帰宅を子供が出迎えることもない。22時過ぎに家に帰っていると、まぁお早いお帰りでとなる。 子供が1歳と3歳だった頃、半年くらいほとんど休みがなかった。業務と資格試験の勉強やら色々で。私は日々、子供の世話、送迎、仕事、家事、送迎、家事、子供の世話、家事、寝かしつけの繰り返しで気が狂いそうじゃなくて狂っていたと思う。睡眠時間も細切れだった。多忙なすれ違いは段々と自分のことしか考えられなくなって心が離れますよ。頼れるときにいないと戦力外なものとしてなんとかやっていきます。 小さなことで怒って周りの空気を悪くする。私から見た夫は、超ケチで細かいと思うけれど本人はよく出来た倹約家だと思っている。そんな人を選んで結婚したのは私ですがね。
この間、労基に連絡した?と聞かれた。多分私と同じように、夫の手を必要とする子育て中の奥様が通報したのでしょう。数年前、組合行事で夫の休みがないことをぶちまけたら組合でも会社一残業時間が長いと問題になっていた。何年経っても労基が来たところで何も変わらないブラックな会社。ブラックな部署としておこうか。そんな多忙な夫が平日に休みを取らないといけない。いつにしようかと言う。いつでもどうぞ。できれば土日の学校行事で小学校が振替休みになる日をお願いしたい。平日休みを取るために土日、連休を出勤するんですよ。何のための平日休みですか?働き方改革。心の休息、家族の休息じゃなくて、有給休暇義務をはたすためのストレス原因になってないか?働き方改革ちっとも休みは増えていません。いい男は探すものではなく育てるもの。私は多忙で怒りん坊の夫を育てなくてはいけない。会話がないのに。どうやって育てたらいいものか。
---粛々と 淡々と---