出張、二日目の朝、ビジネスマンに交じってモーニングを食べる。
チェックアウトは、11時。
とりあえず、東京駅と、皇居のほうへ行こうと、駅に向かう。
乗換の駅は、分かるが、切符の買い方、乗換ホームへの移動に時間がかかる。
スカイツリーの写真を撮りたくなって、やっぱり行ってみようと路線案内を確認する。
なんとか着いた。ダッシュで、外へ出て、スカイツリーの写真をスマホに収める。
3分ほどで、ホームに戻り、また電車に乗り込む。
チェックアウトに間に合うようにとホテルまでの道順を確認する。
新橋の駅から、4.5分のはずなのに、ホテルまでの道がわからない。
通りすがりの人にも聞きまくった。
最寄りの出口と違うところから出てしまって、さっぱりわからない。
歩きまわって汗だくだ。
チェックアウトの11時は、とっくに過ぎている。
12時過ぎには、羽田で別の友達と待ち合わせているのに、ヤバいと焦りだす。
もう、どうしようもなく、目の前に止まっていたタクシーに乗る。
510円で、ホテルに戻った。
また、あわただしく荷物をまとめて、新橋から羽田に向かう。
今まで、何度も羽田を利用してるが、一度も飲食店に入ったことがなかった。
遊び倒して、急げ急げで空港にやってきて、搭乗手続きをするパターンばかりだった気がする。
友達は、小学生の子供を連れてやってきた。
子供は、赤ちゃんの時以来だ。
生まれた時から、年賀状、SNSで成長を見ている。
飛行機が見えるところで、ランチをする。
銀座の友達もそうだけど、20年以上の付き合いなので、何時間でも話が尽きない。
お互いの家庭の話、大人の恋愛話、お金の話、特に子供の話が多くなる。
時間が来るまで話をして、荷物検査のところでは、私の姿が見えなくなるまで、手を振ってくれた。
学生時代からの友達は、数年に一度のペースしか会えないけど、ママ友と違って、本音で何でもしゃべれる。
心地よい時間で、少しの間も全く気にならない。
私は、そんな関係になれる人が好きだ。男も女も関係なく。
今回の、研修は有意義だったし。家族の協力もあって、平日に泊まりの出張を実現できた。
とても感謝している。とても気分がいい。
私の日常が戻ってきた。
---粛々と 淡々と---