非日常の東京

 

出張の朝は、当たり前のようにバタバタした。

 

 

 子供達を学校へ送り出し、習い事の準備、着替えを実家へ持って行き留守を託す。

  

夫は、子供が寝るまでに帰宅したことが一度もない。

  

私の予定を入れる時は、必ず戦力外だ。

 

とにかく実家の両親には感謝しかない。

   

両親のおかげで、仕事も私の予定も入れられる。

 

  

 

空港に行くまでの道路は、恐ろしい程のラッシュで、ものすごく焦った。

 

 普段の出勤でラッシュなのは分かってるつもりなのにイライラする。

  

 何とか、ナビとは違う裏道で、空港に着くと、今度は駐車場を探して焦る。

  

 平日なのに、こんなに混んでるのか。

 

 搭乗手続きを済ませた後は、気疲れで、ぼーっとした。

 

ひどい顔をしていたはずだ。

 

 

  

当日、フライトが遅れて、羽田から急いで研修会場へ行く。

昼食の時間はない。

 

 午後からびっちりの研修が終わり宿泊するホテルへチェックインする

 

 

 

普段地方で仕事をしながら、

 

 都内で働く友達と会う約束をする。

 

私は気候の良い西日本に住んでる。

   

何とも不思議な感覚だ。

 

 

 

 

友達は、銀座の自分が働くビルに来てくれという。

  

私の、宿泊するホテルから、約束の場所は、

 

Mapfanによると、総距離約930m 所要時間15分とでた。

 

  

ゆっくりホテルで休みたいところだが、Googlemapだよりに、銀座に向かう。

 

 

迷いながら、30分かかって約束の場所に到着。

 

 

 友達は、普段 終電近くまで仕事をしてるらしい。

 

しかも、自宅までは1時間以上かかる。

 

 

 

ご苦労様だね。

 

子供達は寝てるね。奥さんに感謝だね。

  

 

 

当たり前だけど、人の多さに驚く。

 

友達に今日はなんか祭りでもあるの?

 

てくらいいるねって言うと、毎日が祭りみたいな人の多さだって。

 

  

地方だと これから何千発の花火が上がるって時しか、こんな人見たことないね。

 

笑いが出る。

 

  

 

少し歩いて、店に入る。

 

 

そういえば、前回東京へ来たのは、この友達の結婚式が最後だったな。 

 

 

ほんとにあっという間の10年が過ぎた。 

 

 

人の親になって10年も経つなんてね。

 

 

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---粛々と 淡々と---