リョーマの休日
昨日高知へ行った。
長男は遠征、夫は休日出勤。
私と次男は二人の週末を過ごすことが多い。
次男はサバイバルシリーズの漫画を読んで江戸時代と大阪城に行きたいと言っていた。
江戸時代は、倉敷の美観地区に連れて行ったけど、満足してもらえなかったので、いつか京都の映画村に行きたいな。
愛媛県四国中央市の川之江ジャンクションを過ぎるとトンネルばっかの高知自動車道。20代のころ何度か行ったことがあるけど、対面通行もなく走りやすかった。
高知インターを降りて、まずは高知城。
天守閣まで急な階段を昇る。天守閣は景色も良いし風が気持ち良かった。
お城の中に全国の色んなお城の写真と説明があって、ひと通り見た後、次は姫路城がいいと言う。
またいつかね。
近くのひろめ市場で昼食。カツオのタタキをいただく。
次男はタタキがあんまりだったみたいだ。魚の美味しいところまで来て、唐揚げとポテトはないでしょう。
その後桂浜へ。海辺で石を投げて遊ぶ。
砂浜に落ちてる長い棒を使って名前を書いたりして遊ぶ。アイスクリンを食べる。
龍馬像のところまで歩く。妊婦じゃないのに、妊婦のようにのっそり歩くアラフォーの私。
次男は生まれて初めての高知県。王道のようなデートコースの帰り道。
高松自動車道かな、お城のラブホが見えたんよ。
それを見た次男は、わぁお城のホテルがあった。泊まりたいって言う。
なんて返事しようか考える。
また今度泊まろうね〜と返事をした後、助手席の次男は可愛い顔して寝ていたよ。
---粛々と 淡々と---
次男の要求
今週末は、快晴。
布団干し日和、祭り日和、運動会日和だったね。
子供の習い事の先生に、お母さん可愛いですねって言われて。
はて何の事だろうと思う。
私は図体がデカイのであまり可愛いと言われることはない。
そしたら、ラインのアイコンの写真のことだった。
私のラインは北欧食器のアラビアアピラの写真にしている。
かわいいでしょ。
大阪の美術館でやってるマリメッコの展覧会?に行きたいな。
北欧デザインが好みの、アウトドアな人と仲良くなりたい。
家では、サッカーゲームに負けて超機嫌の悪い次男。
何食べたい?と聞くも何もいらん。
家壊したい。ブルドーザーとショベルカーで家壊す。
早くブルドーザーとショベルカー持って来い!って口の悪いこと。
どちらも運転するのに免許がいるよと教えて差し上げる。
それから、私の自腹をなでなでしながら、赤ちゃん産むか、イナズマイレブンのフォーメーションを調べるかどっちかしてね。と言う。
ものすごい要求をしてくるな。
きっと、今すぐ風呂に入るか外へ出て行くか。
なんて私が言っちゃうからだなぁ。
いつ歯磨きするんかな。と聞くと
えっと今日の夜とか言う子供達。今すぐやれよ!
今すぐ布団に入るか、外へ◯◯って言わないと寝ない子供達。
君たちは、知らないと思うけど。
SeyYes♪何~度も言うよ~残さず言うよ~
お母さんのお腹に赤ちゃんはいないよ。
残念だね。
---粛々と 淡々と---
電柱が走る
あの電柱また走ってるのか?
ええ。何でも類は友を呼ぶでようで、一人じゃないみたいですよ。
先輩だか後輩も一緒になって走ってるんですって。
私の両親の会話。両親は標準語です。
私には、同じ誕生日の弟がいる。
同じといっても双子じゃない。
ちょうど3つ下。
偶然にも仕込みの時期が同じで、偶然にも同じ日に生まれた。
見た目、よく弟じゃなくて兄ですかって言われてる。
電柱と言われているのは弟のこと。
遠くから見ると電信柱が歩いてるように見えるんだって。
やせすぎじゃね?なんか病気したんかなって囁かれてそう。
弟は、若い頃あるスポーツでオリンピックを目指していた。
身体だって筋肉質だった。オリンピック選手にはなれなかったけど。
きっとストイックなアスリートなのでしょう。
その電柱がね、マラソンにハマってんだって。
それもフルマラソンを超える距離を走る。
10キロ、20キロ程度じゃ満足できないらしい。
どんだけ体力あまってんだ?
去年までは、連休の前になるとキャンプ行こうぜ〜って誘いがあったのだけど。
今年は、色んなマラソンにエントリーしまくっていて、夜な夜な走り続けてるそうだ。
実家と弟の家は車で1時間くらい。
電車で実家に帰って来て一泊して翌朝早朝から走って自分の家に帰ったりするそう。
車にはねられないように程々に楽しんで、限界に挑戦してくだされ。
---粛々と 淡々と---
上質な音楽に触れる
友人が活躍するジャズバンドの演奏会に行ってきたよ。
私は、吹奏楽出身で学生時代は少しばかり音楽を学んだ。
一人で出かけるつもりが、次男がついてきた。
一緒に演奏会へ出かける日がくるなんて随分成長したなと感じる。
家庭の予定と見比べながら自分の趣味の時間を入れる。
楽団に所属していた時、橋の下で一緒にラッパの練習をしたり、コンパに行ったり、ボードに行ったり、海で遊んだりした友人。
今では、自宅に防音室まで完備して夫婦で音楽活動をしている。
ステージのすぐ前に座る娘とアイコンタクトを取ってる。
きらびやかなステージでスポットライトを浴びながら気持ちよさそうにラッパを吹いている。
スタートは似たような感じだったと思うけれど、今では手の届かないところで大活躍している。
友人の姿はとても素敵だった。
良質な音楽は、プロ、アマ関係なく心にしみるよ。
私が最初に演奏会へ行ったのは小学1年の時、バイオリンだったと記憶する。
一人で電車に乗って父と待ち合わせをした。演奏中は爆睡だったらしい。
次男は、退屈そうなときもあったけど、大人しく見ていたね。
乗りのいい曲には手拍子をする。プログラムにある曲が全部演奏された後には、アンコールがある。
君もこの初めて行った演奏会を大きくなるまで記憶に残してね。
それから音楽やピアノや楽器に興味をもってくれたら嬉しいよ。
金管バンドの話になったとき、女子がするもんやって言ってたけど、音楽に男も女も関係ないのよ。
音楽を学んで損することは何もない。
むしろいいことばっかりってこと知って欲しいなぁ。
---粛々と 淡々と---
スマホを手にした恐るべし高齢者
うちの、父母がスマホデビューしようかって言ってる。
ちょうどガラケーの調子もイマイチで。Hey Siriをやりたいらしい。
私は、今まで携帯ショップで働く友人に言われるがまま、デジタルツーカー、J-フォン、ボーダフォン、Softbankと20年以上同じ携帯番号で機種変更も友人に丸投げでやってきた。友人は退職したので、もう頼れない。
そんな感じで、当たり前のように親のガラケーも、Softbankなんだけど。
母は家のネット環境がau系列で自分のガラケーもauだと思い込んでる。
怖いわー。思い込みって。Softbankなのに、今までなんか得してると思い込んでるのだから。貴方達は私の友人が手続きしてガラケーを持ってるのですよ。
長文メールはパソコンのoutlookを使う。
実家は、そもそもwifi環境にするつもりがないの一点張り。
wifi環境のメリットを色々説明するんだけど、このカチカチ頭の人たちが中々理解してくれない。
ま。急いで契約しないように言って年内にデビュー出来たら良いんじゃないのかなと思ってた。
この話しがつい先週のことだった。
週末父からのメールに驚く。
シンプルスマホに変えました。使い方を教えてほしいのだ!って。
何で待てないのかな。そんなにガラケー調子悪かったか?老害の始まりか?
母に言わせると聞く耳を持たないから何を言っても無駄なんだってさ。
私だってシンプルスマホ使ったことないから、よくわからんよ。
父がスマホを持って家に来る。
なぜかホーム画面に表示される天気予報が、北海道の日高地方なんだって。
私たちが住んでるところは、温暖な雨の少ない晴れの日が多い瀬戸内です。
とにかく日高地方になってしまった設定を変えて欲しいのだという。
ラインもできるようにしたのかと聞くとラインなんて言葉は昨日知ったんだって。
大丈夫なのか?
夜になってラインの登録ができたとメールが届く。
自分だけ、勝手にスマホデビューしちゃって母はガラケー置いてけぼりですよ。
ガラケーを持つまでは散々携帯に縛られたくないと頑なだったのに。
早速ラインでシンプルスマホのケースをネットで探して欲しいと要求が来たよ。
これからはラインでこちらが支配されそうだよ。
---粛々と 淡々と---
子供のスポーツをサポートする親の心
長男のチームメイト達とバーベキュー
何だか気が重い。天気は雨降りそうだし、蒸し暑いし。参加者の保護者の付き合いもあるし‥
普段通りの練習後、決まった公園でバーベキュー。みんなで火起こしや、トレイに名前を書いて準備。肉を焼いてみんなで食べる。
来れない人、遅れてくる人、小さな下の子に手がかかるお母さん。あまり話しをしないお母さんと話しをしたり。
結果何やかんやでやっぱり楽しいやん。子供達もサッカーをする繋がりしかなかった友達とゲームをして楽しそう。色んな学校の子達が集まってる。
私的にはこういう親睦会にゲームは禁止したらいいのにと思っちゃいますがね‥
夜の8時過ぎまで楽しんで片付けをして解散。
また明日ねって。気が重い理由はもう一つ。そう翌日は試合なんです。少々ハードスケジュールすぎやしませんか。
帰ってユニフォームやらの洗濯に追われ、また早起きをして試合会場に向かうのです。
弁当を作る余力はなく、コンビニでおにぎり、パン、からあげクンを買って高速で試合会場に向かいます。
子供に好きなスポーツをさせる。お腹いっぱい食事をさせる。学年相応の勉学を身につけさせる。
この当たり前のことを当たり前にこなすことが、こんなに大変な事だとは。最近つくづく思う。
大変さは家庭それぞれで。兄弟違うスポーツをしてたり、兄弟が2人、3人、4人同じスポーツでもその日の予定が違っていたり。みんな偉いなーー。
子供のために親が全力を尽くす。ほんと親も色々経験させてもらって、刺激をもらえて感謝です。だから君も全力で頑張ってくれよ長男くん。
週末が少々ハードスケジュールだとやっぱり身体は疲れているから月曜の朝は、行動がゆっくりめ。
ちんたらする子供たちを学校へ送り出すまでに、また疲れてしまいます。
最近叱るのもしんどい。今週も穏やかな一週間になるますように。
---粛々と 淡々と---
家に鬼がいるんだって。
最近ね、朝と夕方は少し涼しくなったから、ご近所さんも皆んな窓を開けてる。
ご近所さんから安定した、子供の叱る声が聞こえる。
早よ食べぇーやぁ!!よく聞くフレーズ。ああ今日も叱られてるな。
うちの怒り声や子供の泣き声も、こうやって外に聞こえてたのかな。
よその家から聞こえる怒り声を聞いて安心する。うちだけじゃないんだって。
子供はね、とってもかわいい。かわいいけど子育てはとっても大変。
礼儀、分別、作法をしつけるために叱る。 日々その繰り返し。
私は、しばしば家の階段で本を読む。
2階から鬼が来る。鬼がおったから風呂に入れん。
次男が一人で風呂に入るのが怖いんだって。
うちは、一人ずつシャワーで入ります。 冬は湯船につかるよ。
だから階段で本を読みながら見守り隊。鬼から守る母。たまに鬼より怒る鬼母。
風呂に入ったと思ったら、ものすごい早さで出てきたことがある。
ちゃんと洗った?と聞くと、早い方法見つけたんでと言って。
洗面器にボディソープを入れて、お湯で薄めてそれを体にかけるだけ。
全身にかけてシャワーで流しておしまいなんてこともある。
長男が、風呂上がりおしりが気持ち悪すぎるってギャーギャー騒いでる。
何事かと思ったら何てことない。
同じUNIQLOの次男のパンツをはいて、ピチピチになってただけ。
そんなことで騒ぎ立てるなよ。
怖がりな子供達。
子供達は、一人で2階に行けないのよ。鬼が怖いんだって。いやいないけどさ。
うちの家の裏山には鬼が住んでるって保育所の先生から聞いて以来、未だに怖がってる。
2階に行けないってことはね。子供部屋が使われてない。
クローゼットの中だけは、大人の衣類でいっぱいだけど。
そろそろ子供部屋で寝て欲しいな。もう何年もメンズ達は一階の和室で寝てるよ。
明るい時間に、一人で留守番出来るのはテレビに子守されてるからよね。
---粛々と 淡々と---