友人の母と話して涙した。

5月30日。晴れ。庭の紫陽花が鮮やかな色でキレイに咲いている。

私の結婚式で友人代表のスピーチをユーモアたっぷりで成功させた友人と昨年の夏以降連絡が取れない。FBを見ても更新がされてなくて〇〇さん連絡下さいと誰かがコメントしているのを見て。連絡が取れないのは他の人も一緒なんやなと察する。

いろいろと思うところがあって、思い立って友人の実家へ連絡を入れた。

お父さんが出て、学生時代の友人でどこに住んでいるか名乗った。今ちょっと連絡が取れないんやと言われて一旦切った。もう一度かけたらお母さんが出た。さっきかけたのが私じゃないのかと、うわさしていたって言う。

 

話しをするのは、20代のとき以来。覚えててくれたんやな。私の名前をちゃんづけで呼んで懐かしいねって。子供も大きくなったんやろう?と聞いてきて涙ぐむ。私らも随分歳とったんよ。あの子も今辛いんや。連絡もらってなんか元気出たわ。今日はほんまええ日になったよ。心配してくれておおきに。連絡あったこと伝えとくね。またいつか会えるようになったら話聞いてやってね。って話して私の連絡先を伝えて電話を切った。

友人が飼っていた犬も亡くなって気分が沈んでいたらしい。 

いつかっていつなんやろう。この友人の両親の話し方から、かなり憔悴しきった悲壮感が存分に伝わってきてつられて涙が流れる。

 

手紙読んでもらえそうなら送りますって言ったけど、いったい何を書いたらいいんやろう。電話をしてみようと思ったきっかけは、この本を読んだから。

しんみりしてしまった。よい週末を。 

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